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自転車の修理が得意なおじさんとは誰か
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昨日の森本毅郎スタンバイ、酒井綱一郎さんのコーナーより。
「補助金に頼らずホームレス問題を解決する女子パワー」と題して、大阪で行われているホームレス支援の動きを紹介していました。
支援を行っているのは24歳の関西の女性で川口加奈さん。
川口さんはホームレスについて、「日雇い労働者として景気の調整弁として使い捨てられ、50歳近くになると雇ってもらえずに、路上生活に陥るという問題」を個人の問題ではなく、社会に存在する貧困のループととらえ、この問題の解決のためにHomedoorというNPO団体を立ち上げました。
Homedoorでは、大阪市内にあふれる放置自転車とホームレスのおじさんを結ぶことでビジネスを生み出しています。
なぜ放置自転車とホームレスのおじさんが結びつくのかというと、これまで川口さんがホームレスのおじさんたちと話してきたなかで、彼らに共通した「自転車修理」という特技を発見したからです。
おじさんたちは、ホームレス時代に大事な相棒である自転車と一緒に街を歩きまわり、空き缶などの資源ごみを拾い集めてお金を稼いでいた人が多いといいます。
自転車が壊れるとたいへん困ることになるので、日頃のメンテナンスや壊れた箇所の修理などを体験から身につけた人がほとんどです。
Homedoorでは、行政の協力のもとに放置自転車を集め、自立に向かう元ホームレスのおじさんたちに修理を依頼します。きれいになった自転車は、大阪市のシェアサイクルである「ハブチャリ」のポートに置かれ、利用したい街の人がお金を払って使うことでビジネスとなっているそうです。
「ハブチャリ」もHomedoorが関わったビジネスモデルで、ポートとして機能する自転車置場は、企業や公共施設の軒先を提供してもらうことで実現しています。
よくできたビジネスモデルに見えますが、これまで多くのトライアンドエラーから軌道を修正してここまでたどり着いているとのことなので、なにかできることがあれば応援したいと思いました。
TBSラジオ 森本毅郎スタンバイ
http://www.tbs.co.jp/radio/stand-by/zoomup/20150609.html
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きもち:普通
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